2013年5月15日水曜日

「家は一生に一度の買い物」か?



先週末のこと。

土曜日は結婚式二次会と高校の同窓会があったので、

旦那さんに息子をみてもらって夕方から一人でお出かけしてきました。

一人で夜に出歩くなんて、久しぶりすぎてドキドキ。

そして、ナント荷物の軽いことか。

普段、オムツに離乳食に飲み物に着替えに・・・・とあらゆるリスク管理をした大荷物と

ご本人様を連れて歩いているので、一人の身軽さが逆に体のバランスが悪く感じました。



さて、高校の同窓会でのお話です。

沖縄の高校ですが、卒業後は進学や就職のタイミングで東京に出てきている子も多く、

久しぶりの再会に思い出話に花が咲きまくり、

母ちゃんであることを忘れて何だか気持ちが高校生に戻ったような気分でした。



その中で、設計事務所に勤めているS君の言葉が印象に残ったので紹介します。

私が家を買ったという話の流れから、

最近結婚した友人も「マイホームが欲しいけど、どこに住むのが良いか超悩む」という会話をしていました。 

そこでS君。

「”家は一生に一度の買い物”と思わずに、もう少し軽く考えても良いと思う」と言ってました。

「家を買って住宅ローンの支払いとらわれて、ずっと同じとこに住まないといけないとか、

そのせいで長い時間かけて会社に通勤するとか・・・

そういうライフスタイルの時代じゃないと思う」。

多分そんな内容だったと思います。





「家は一生に一度の買い物ではない」

私たち夫婦もそう考えています。

住宅の35年ローンというけれど、35年先のことは全くイメージがつかない。

でも10年後のことなら少し想像できる。



息子が小学生。兄弟が2人くらい。

私たちは38歳。

仕事は脂のりまくり?!

きっと健康!!




だから「この先10年を考えた住宅購入をしよう」という話になってから、

たくさん物件を見に行くことになりました。






住む場所や物件を選ぶ際にいろんな条件があるけど、

自分達では変えられない外的要因もたくさんあるわけで。

地震とか転勤もしくはリストラ(?!)とか、その他想像さえしたくないようなこととかも。

そんな人生のリスクをひとつ一つ考えていくと、いつまでたっても家なんて買えなくなっちゃう。




じゃあいつ買うの?

い、い・・・・

(ちょっと古いので割愛)。


 

10年先は遠いようで近い。

まだしがらみの少ない時期にこそ、自分たちのライフスタイルに合わせた形のお家に住みたい。




そんなことを鑑みると

私たちにとって「都心で住みたい空間を作る」を叶えてくれて、

ローンの支払いにヒーヒー言わない現実的な予算で買える

「中古マンション×リノベーション」にまとまりました。



10年後のその先は売ることや貸すことを視野に入れながら、

今度は戸建てかもしれないし、またマンションかもしれないし。

今の私たちは「人生で二度(以上)家づくりをしよう」と思っています。

だから今は一度目の家づくり中。ということなわけです。

そんなこと言うと、お金があるように聞こえてしまうけど、全く逆。

超金持ちで、住環境の良い一等地に理想のお家を建てられれば、住み替えるなんて想像しなくても良いかもしれないですが、

お金がないから、住む場所も部屋もフレキシブルに考えたほうが良いのではないかと思うわけです。

ライフステージに合わせて、最適なものをもう一度選んでいく。

人とかモノの流動がものすごい時代だから、そんな住まい方が今の人たちに合っているのじゃないかしらと思ってます。少なくとも私たちはそう。


ガチャガチャ言ってしまいましたが‥

ローンを組んでしまいましたので、がんばる以外の選択肢がなくなってしまったので、夢を見つつ現実をコツコツがんばりまーす。



ちなみに高校卒業したのが10年前。

あの頃の10年後の自分が今の自分。

10年なんてあっという間だわ。


ちなみにS君、昨年1級建築士の資格をとったようです。

二度目の家づくりではお世話になるかもしれないですね。

 




0 件のコメント:

コメントを投稿